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一軸圧縮試験
拘束圧の作用しない状態で自立する供試体の圧縮強さから、間接的にせん断強さを求める試験です。軸ひずみ量の測定によって変形特性を求め、地盤の変形解析に利用します。

土の一軸圧縮試験(JIS A 1216)
土の一軸圧縮試験は、乱さない粘性土を主な対象としますが、練返した試料、締め固めた土、砂質土等の自立する供試体にも準用出来ます。また、化学的処理によって人工的な改良を加えた土の圧縮強さを求め、改良効果の判定や改良地盤の安定性の評価等にも利用されています。
■供試体寸法(mm)
φ35×h80 |
φ50×h100 |
φ70×h140 |
φ100×h200 |

岩石の一軸圧縮試験(JGS 2521)
岩石および岩石質地盤材料の強度・変形特性を求めます。計測項目は軸圧縮力と軸ひずみ量です。軸ひずみ量は軸変位計やひずみゲージを用い、必要に応じて周方向変位や、側方向ひずみを計測し、ポアソン比を求めます。軸ひずみ量を出来るだけ正確に求める装置として、LDTや微小変位計(非接触型(ギャップ センサー)、差動トランス型変位計)を併用する場合もあります。また、試験にはひずみを計測せず、圧縮強度のみを求めることもあります。
■供試体寸法(mm)
φ10、φ20、φ25、φ30 |
デジタル変位計 |
φ35、φ40、φ50、φ60 |
デジタル変位計、ひずみゲージ、 |
φ65、φ75、φ100 |
